前回のブログでは、After Effectsの本の紹介を行いましたが、今日はCinema 4Dの本の紹介になります。
ただ、Cinema 4Dになりますと
・モデリング
・モーショングラフィックス
・建築パース、プロダクツ向け
と各種本が数冊必要になる程のボリュームになります、何より現状数えるぐらいしか本が出ておらず(全ての本を自分は購入済みです)、包括的な本は出ておりません。
そんな中で今回は、映像制作の現場に出た際に一番役に立つであろうモーショングラフィックスに特化をしたオススメの本の紹介です。
CINEMA 4D 映像制作テクニック -テレビ系CGをつくろう!
CINEMA 4D映像制作テクニック テレビ系CGをつくろう!
こちらの本です。なぜかAmazonでは評価が良くないのですが、受注を受けて納品までの動画を仕上げると言う一連の流れ、もらった素材を応用してワイプ(画面の切り替え素材を作る)、ネームプレート(テロップ)、ループ素材までを制作する所などは、現場に出た際に非常に重宝し、応用力が身に付きますのでおススメです。
また、Cinema 4Dで作った素材やアニメーションを書き出し、After Effectsでエフェクトを掛け納品の状態まで持っていく事を記載しているのは現在販売されている本ではこれのみになります。
何より、この本の冒頭の設定、
新番組のCGの発注を請けた、という設定でこの本を進めていきます。
8角形をモチーフにした番組ということ以外はすべておまかせの仕事になっています。タイトルは制作会社(もしくはテレビ局)からAdobe Illustratorのデータでいただきました。
実際の映像現場を非常に良く再現しています。
フォトリアリスティック、アーティスティック、ライティング、そんなもんくそくらえ、
『俺には、期日までに納品すると言う使命がある!!!!』
と現場の魂の声が聴こえてきそうな程、映像現場よりの本に仕上がっています。
実際に制作例の動画がYouTubeにあがっているので、この本でどの様な動画が出来るのか?を確認してみて下さい。
- 第1章: 覚えておくと便利な基本機能
- 第2章:番組タイトルを作ろう!
- 第3章: ワイプ素材(スウィッシュ)を作ろう!
- 第4章: ネームプレート(情報プレート)を作ろう!
- 第5章: 3位/2位/1位のブリッジ素材を作ろう
- 第6章: コーナータイトルを作ろう!
- 第7章: 地図のルート説明を作ろう!
- 第8章: 人体と脳の説明CGを作ろう!
- 第9章: 血管を流れる赤血球の説明CGを作ろう!
- 第10章: After Effectsとの連携
- 第11章: MoGraphの使い方
現在、Amazonでも中古の書籍しか取り扱いがないみたいなので、本屋さんで運よく見つけた場合はすぐに購入をするのをおススメします。
CINEMA 4D Lite入門の読書レビューを記載しました。
https://yomikakimanabu.net/cinema4d-book02/
After Effectsのオススメ書籍のレビューです。
Cinema 4Dの基礎を学ぶには、こちらの2冊がオススメです。
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