Cinema 4Dで書き出しが終わり、After Effectsで合成も上手く行き、映像が『完成!!』と言う事にはまずなりません。
『音付け、色合い、細かな調整』
を映像、動画全体に渡る編集を行った上で、初めて完成、納品、公開となります。
映像、動画の全体を編集をするソフトにも色んな会社から各種販売されていますが、これから映像制作を始める方には、『Adobe Premiere Pro』の習得を絶対的にオススメします。
また、現在他社の編集ソフトをメインで使用されている方にも、圧倒的に『Adobe Premiere Pro』に乗り換えをおススメします。
Adobe社が2013年にソフト販売を辞めてCreative Cloudに移行を行い、年間契約で全てのソフトの利用が可能となりました。自分の知り合いの会社さんにも数社ありますが、この年間契約で全てのソフトが利用出来ると言うメリットは、他の編集ソフトの更新料がコストとなってしまうんですね。
更新料を支払うのもったいないな、じゃ年間契約をしているAdobe Premiere Pro に移行しようかと言う、流れや事例が多いので、今後の就職、転職も含めるとPremiere Proの操作をマスターして置いた方が有利になります。
何より、After Effects、Photoshop、Audition、Speed Gradeとの連携が非常にし易く、ストレスを感じずに編集作業に没頭できるが一番の魅力です。
これから習得を目指している方に特にオススメをしたいのが、こちらの本です。
アドビ公式 トレーニングブック Adobe Premiere Pro CC
アドビ公式 トレーニングブック Adobe Premiere Pro CCです。この一冊のみで十分です。
今から、3年程前の本なのですが古さを感じる事なく全然問題なく使えます。動画の取り込み方から、基本的な配置、操作など各チャプター毎に細かに分かれており、付属の動画素材を使って作品を作りこんで、最終的に納品の書き出しまでを学びます。
Lesson 1 Adobe Premiere Pro Creative Cloudの紹介
Lesson 2 プロジェクトのセットアップ
Lesson 3 メディアの読み込み
Lesson 4 メディアの整理
Lesson 5 ビデオ編集の基本
Lesson 6 クリップとマーカーの使用
Lesson 7 トランジションの追加
Lesson 8 高度な編集テクニック
Lesson 9 クリップへのモーションの追加
Lesson 10 マルチカメラ編集
Lesson 11 オーディオの編集とミックス
Lesson 12 サウンドのスイートニング
Lesson 13 ビデオエフェクトの追加
Lesson 14 カラー補正とカラーグレーディング
Lesson 15 さまざまな合成テクニック
Lesson 16 タイトルの作成
Lesson 17 プロジェクトの管理
Lesson 18 フレーム、クリップ、シーケンスの書き出し
Lesson 19 Adobe EncoreでのDVDオーサリング
各チャプター毎に練習用の素材が用意されていまして、その素材だけで6.6GB分あります。編集する為の動画素材であったり、音を付ける為の音素材、テロップやロゴの為のPSDデータなど各種用意されています。
自分も10数年独学で操作をしてきましたが、新機能や、マルチカメラ編集、オーディオ編集の箇所などは非常に勉強になりました。
Lesson1~19まで細かに分かれていますが、1つのLessonに掛かる時間の掲載と(大体、1レッスン1時間位で終わります)。レンダリング待ちなどのちょっと空いた時間を使い練習や習得が出来ます。
各章の最後に質問が書かれているので、復習や自分が理解できていない所の見直しが可能となっています。
値段以上のボリュームで、一生物のスキルを獲得出来ますので是非購入をして作品の質を上げましょう。
はじめてのCinema 4Dの読書レビューを記載しました。
Cinema 4Dの基礎を学ぶには、こちらの2冊がオススメです。
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